中高を分けるか一貫教育を受けるかの選択

子供を教育していくという事

中高を分けるか一貫教育を受けるかの選択 一人の人間を育成して行くと言う事は、永遠のテーマではないでしょうか。正直、親が子供を教育するのは、学校の先生の様に、ただ勉強を教え込むだけではいけません。世の中に、リリースして、いかに独り立ちして上手に世渡り出来るかどうか、その様な人間の総合プロデュースも兼ねているからです。お勉強が出来て、頭が良くて、良い大学に入っても、人間的道徳観念が欠如していたり、無意欲、無感動で感情が全く感じられない様な人間になってしまったのであれば、それは良い教育を施したと胸を張って言えるのでしょうか。少し疑問に感じたりもします。

日本の社会は資本主義社会です。実力を発揮できたものが、企業の上に立ち、そのほかの社員や関係者をけん引して行きます。その様な実力者になる人は、やっぱり頭もキレます。学力だって相当高く、優れた逸材の人が多いでしょう。でも、企業のトップに立つやり手の人は、自然と人間的魅力にも溢れている人が多い気がします。人間に必要なのは、学歴やそれに伴うクレバーさです。それを兼ね備えるのも教養によってですが、人間の基礎となる性格を、ゆがんだものとせず、まっすぐ育てて行くのも、家庭で行われる大事な教育ではないかと言う気がしてなりません。